無料相談で気を付けてほしいのは、相談できる時間と相談回数です。

相談できる時間が短いようでは、あらかじめ相談内容をまとめて行かないと、結局疑問は解消せず時間の無駄になってしまうこともあります。

また、無料相談をうたう事務所でも、二回目以降は有料が多いので、こちらも注意が必要です。

　無料相談は、ご自身の疑問を解消するだけではなく、行政書士事務所との相性を測る場でもあります。

短時間で十分目的が達成できるよう、効率良くご利用ください。

例えば上から目線で対応したり、難しい法律用語を並べて説明されてしまったとしたら、けっして気分のいいものではないと思います。

行政書士事務所は、ひとつだけではありません。
どうせ頼むなら、気持ちのいい対応をしてくれる、行政書士事務所へ依頼したいものです。

無料相談に行った時には、まず「丁寧な対応をしてくれるか？」をチェックしましょう。

大切なお金を払うのですから、料金も判断基準としてはとても大切なポイントです。

　しかし、ここでは金額の大小で判断するのではなく、業務内容に見合う料金であるかが重要です。

もし見積書で詳細な業務量が示されていれば、適正な料金であるかを測る判断材料になります。

これは行政書士であっても同じことで、受任した業務の進捗報告を、随時行ってくれる事務所へ依頼したいもの。

ましてや大切なお金を払う以上、お願いした仕事がどこまで進んでいるのかは気になるものです。

　業務をお願いしたけれど、待てど暮らせどなしのつぶて。依頼した業務が現在どこまで進んでいるのか、まったく見えなくて不安。ある日突然連絡がきて、はじめて営業許可が取れたことを知った。

このようなことの無いよう、業務の進捗報告を行ってくれるのか、あらかじめ確認しましょう。

中でも来所型の場合、事務所の立地（事務所はどこにあるか）は重要なポイントになります。
もし通いづらい場所だと、その事務所に行くだけでも、時間と労力がかかってしまうからです。

加えて山梨県では公共交通機関が限られており、車が重要な移動手段ですから、専用駐車場が完備していことも見逃せません。

「来所型か？訪問型か？」「来所型だとしたら、事務所はどこにあるのか？通いやすいか？専用駐車場はあるか？」も、チェックするようにしましょう。