<飲食店営業許可>無許可営業者が今すぐすべきこと
ごく稀に、「現在無許可で飲食店を営業しています。どうしたら良いでしょうか?」といった相談を受けます。
この場合、大抵は無許可の理由(言い訳)を長々と語るのですが、どのような事情があったとしても無許可営業は無許可営業。
さて、今回はこのような困った相談について考えてみましょう。
保健所の営業許可
飲食店を営業する(お金を取って飲食物を提供する)には、営業開始前に保健所の営業許可を取らなければなりません。
これは、飲食店を始めるうえで大前提です。
無許可営業はどうしたらよい
今すぐに営業を止め(お店を閉め)、営業許可を取るべきです。
即日保健所へ申請書を出したとして、二週間程度で営業許可は取れます。この間お店を閉めるのも止むをえませんね。
ただし最短で許可を取るためには、現時点で保健所の許可基準を満たしていることが必要です。
保健所へ正直に話すべきか
今まで無許可営業していたことを、保健所へ正直に話すべきか。これは経営者の考え方次第で、当方がアドバイスできる話しではありません。
ただ言えることは、許可を取る際保健所の立入り検査があるため、お店を見られればバレる可能性が高いということ。
これは当方の考えですが、「多少のお咎めは仕方ない、万が一許可が取れなくてもやむを得ず」と腹をくくり、正直に話してしまった方が楽になると思います。
まとめ
「許可が必要だと知らなかった」「許可を取る暇が無かった」事情はあるにせよ、仕方なかったでは済みません。
無許可営業は違法であることに加え、来店してくださるお客様の信頼を裏切る行為だと思いませんか?
このレポートを読んでいる方のお店が、現在無許可営業であるならば、一日も早い許可取得を強くお勧めします。
以上、飲食店営業許可を取得するうえで、参考になれば幸いです。
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