「レストラン開業：＜創業補助金＞補助金交付後の注意点をご存じですか？」
こんにちは、飲食店開業サポート＠山梨です。
飲食店開業予定のオーナー様は、開業資金をどこから調達するご予定でしょうか？
自己資金で足りない分を日本政策金融公庫等の金融機関から調達したり、自治体の補助金に頼る方もいらっしゃると思います。
予定どおり融資が通り補助金も交付され、資金繰りの心配は無くなったので念願のお店をオープン・・・ちょっと待ってください、融資金や補助金を手にした後の義務についてお考えですか？
お金を手にしても、喜んでばかりはいられない！
今回は補助金を例にとり、お金を手にした後生じる注意点（義務）について考えてみましょう。
そのお金はどこから出てくるのか
オーナー様が手にする補助金は、もとをただせば国や自治体の予算です。
国や自治体の予算ということは、大部分は税金が原資で間違いないでしょう。
補助金を交付する目的
補助金の種類によって交付する目的は異なりますが、飲食店で使える多くの補助金目的は以下のようなものでしょう。
- 新たなお店（事業）の創業を後押しすること
- 地域を活性化すること
- 雇用を創出すること
事業者の義務とは？
補助金を申し込む際、多くは事業計画書の提出を求められます。見かけ上、税金をいち事業者のために使うわけですから、これは当然の話しです。
自治体では、提出された事業計画書を審査し交付を決定しますので、原則として補助金を受けた者は計画どおり事業を行う義務が生じます。
よって、「業種・業態」「創業場所」に始まり「資金計画」「営業計画」など、事業計画書から大きく逸脱する行為は、約束違反と取られかねないため注意してください。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回は補助金を例にとり、お金を手にした後生じる義務について考えてみました。
国や自治体へ提出する事業計画は、いわば補助金申込者が交わす約束ですから、交付後は申請した「業種・業態」「創業場所」「資金計画」「営業計画」など、原則として大きく逸脱しないことをお勧めします。
以上、補助金を申し込むうえで参考になれば幸いです。
お客様の声 ＜飲食店開業サポート＠山梨＞
アジア屋台ごはん五五吉食堂 須田様
お世話になります、山梨県北杜市のアジア屋台ごはん五五吉食堂の須田です。
このたびは、北杜市創業促進支援事業費補助金の申請書類作成をお手伝いいただき、ありがとうございました。
山梨県北杜市では、平成２８年度より市内で創業した事業者に対して、内装工事費や厨房機器購入費などの経費を対象に、補助金を交付してくれることになりました。
この制度を使うと、最大９０万円もの補助金が受けられるため、私はこの機会にぜひ申請したいと考えました。
ところが以下の問題が生じ、大変困ってしまいました。…続きを読む
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