「カフェ開業:<飲食店営業許可>古民家を使用する際の注意点(その1)」
「古民家でカフェを開きたい」
近年古民家の佇まいをコンセプトとする飲食店が増えており、TV,雑誌等のメディアでも多く取り上げられています。
しかし保健所の飲食店営業許可をとるうえで、古民家特有の注意点があるのをご存じでしょうか。
古民家で飲食店開業をお考えの方必見!
今回は、古民家で飲食店営業許可を取る際の注意点(その1)について解説します。
なお、山梨県外では基準が異なる可能性がありますので、詳しくは管轄の保健所へご確認ください。
条例による規定
山梨県食品衛生法施行条例の中で、特に注意すべき規定は以下のとおりです。
-
(共通基準)
- 作業場の天井は、清掃が容易で、じんあいの落下しない構造であること。
「じんあい」とはホコリなどのことを指します。
「作業場の天井」とは天井などの建物構造物だけでなく、空調ダクトや照明器具などの器具類も含まれます。
条文を分かりやすく言えば、「ホコリが溜まる構造物があると許可しません」ということになります。
保健所ではこの条文を非常に重要視しているため、ホコリが溜まると見なされれば一発でアウトです。
古民家特有の建物構造
飲食店は料理だけでなく「場」の提供も重要ですから、このような特徴はセールスポイントのひとつになります。
しかしその反面、作業場(厨房)では注意が必要です。
天井が無いことにより、梁などの「ホコリが溜まる構造物がむき出し」となる恐れがあります。
内装工事で設置する換気扇の排気ダクトや、照明器具(電気配線含む)も同様に「ホコリが溜まる構造物」となる可能性があるため、注意しなければなりません。
ではどのように対処するのか
天井に使用する部材は、コンパネ(厚手のベニヤ板)などの安いもので十分なので、内装工事の際に発注してください。
右の写真は、当方でお手伝いした飲食店作業場の天井です。
この建物はログハウスで天井が無い構造であるため、空中構造物の露出を隠すためコンパネで天井を作ってもらい、保健所の営業許可を取得しました。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回は古民家で飲食店営業許可を取る際の注意点(その1)について解説しました。
前述したとおり、保健所ではこの条文を非常に重要視しているため、ホコリが溜まると見なされれば営業許可はおりません。
以上、飲食店営業許可を取得するうえで参考になれば幸いです。
無料相談 好評受付中!<飲食店開業サポート@山梨>
飲食店開業をご予定の経営者様、保健所や警察署の営業許可取得でお困りではありませんか?
- うちの店は、どのような営業許可を取ればよいのだろう?
- 営業許可を取るのには、いくら必要で何日かかる?
- 営業許可申請書の書き方が分からない
飲食店開業サポート@山梨では初回の相談は無料です。
飲食店営業許可取得でお困りの経営者様、まずは無料相談で3つのメリットを手にしてください。
- 飲食店開業で何から始めたら良いかが分かる!
- 開業資金の調達方法が分かる!
- 開業までのスケジュールが分かる!
090-3782-0766
今すぐ、お気軽にお電話ください。
担当者が丁寧に分かりやすく対応いたします。
・電話受付時間:9:00~18:00(月~金)
・休業日:土日祝日(緊急案件は休日も対応可)
メールでのお問い合わせはこちらをクリック
・メールは24時間受付中
・入力は楽々、たったの20秒!
・最速当日中に回答いたします
・押売りしませんのでご安心ください
・山梨県外の方からも受付ております
関連レポート(飲食店開業をお考えの経営者様向け)
当サイトの情報については、正確かつ皆様にとって有益であるよう万全を期しております。
しかし法令改正や制度改正その他の原因により、掲載情報が旧来の物となる可能性があります。また、当方の業務スタイル(考え方)を掲載したページもあり、こちらは見解の相違が生じることもあります。
よって掲載情報はご自身で真偽確認ならびに判断のうえ、一切を自己責任でご利用ください。
当サイトの情報を利用することによって生じた損害について、これらが発生した時期を問わず、当方は一切の賠償および補償をいたしませんのでご注意ください。